不動産を持っている場合の"相続"について

こんにちは!
古河市で不動産売買のサポートをしている栄進です。
不動産を持っている場合、必ず問題になるのが"相続"です。
遺産を相続する場合、親族で分けることになりますが、だれもが頻繁に連絡を取り合っていたりするわけではなく、付き合いがない方もいらっしゃると思います。
相続する際に、相続人が連絡先が不明な場合はどうすればいいのでしょうか?
□遺産分割協議のとき
遺言書に分配方法が記載されていない場合は、相続人が音信不通であったり連絡先が分からない場合でも遺産分割協議を行わなければなりません。
遺産は簡単に相続できるわけではなく、遺産手続きが必要になるのですが、手続きをするための会議には相続人全員が参加する必要があります。
全員が出席しない場合はどうなるのでしょうか?
一人でもかけてしまった場合、その遺産分割協議が無効になり、手続きをすることが不可能になります。
つまり、連絡が取れない親族がいたとしても、協議を行い相続手続きを行うためには菅らず探し出す必要があり、無地に探すことができれば、協議に参加してもらうようにお願いをします。
□音信不通な相続人をどうやって見つけるの?
相続人を見つけるためにまずは、"戸籍謄本"を取得します。
戸籍謄本とは、戸籍の写しが本籍地の役所に保管されていて、出生や死亡情報といった身分の情報が記載されていてるので当然親族関係も知ることができます。
つまり、被相続人(亡くなった方)の戸籍謄本を取得することで相続人にだれが含まれているのかを確認することができます。
しかし、相続人を調べるために多くの戸籍謄本を取得し確認を行うのでかなりの時間がかかってしまいますので、司法書士や専門家に依頼をしましょう。
□戸籍謄本の次は附票も
戸籍謄本は出生から死亡までの情報だったり、親族関係の内容が記載されているので、その戸籍ができてから現在までどこで暮らしていたのか記録されたものを"附票(ふひょう)"といいます。
附票は戸籍の原本と同じ役所に保管されており、音信不通の相続人の現在の住所が判明するので連絡が取りやすくなります。
しかし、この附票を取り寄せのは時間と労力がかかってしまうので、戸籍謄本と合わせて司法書士などに依頼をして、スムーズに物事が進むようするとよいかと思います。
まとめ
本日は、遺産相続をする際に、遺産を一緒に分けるはずの相続人が全員揃わないときつまり、音信不通であるときどうすればよいのか簡単にお話させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
遺産を相続をするために、相続人全員が揃って遺産分割協議を行うことで相続手続きがでいます。
誰か一人でもかけてしまうと手続きはできないので、音信不通で今どこにいるかわからない相続人がいる場合は、頑張って見つけ出します。
司法書士や専門家の力を借りて、役所から被相続人の戸籍謄本を取り寄せて、誰が相続人として認められるのかを調べ、音信不通となっている相続人を見つけることができれば、附票も取り寄せて現在の住所を特定します。
そこから協議に参加してもらうように説得していきます。
不動産のことでお悩みの際は、当社までいつでもお気軽にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。