こんにちは!
古河市で不動産売買のサポートをしている栄進です。
住まなくなる実家をリフォームして賃貸にしようとお考えの方、デメリットがあることも考慮した上で決めたほうが良いかもしれません。
今回は、実家を賃貸にするデメリットや、賃貸にはせず売却するメリットについて解説します。
□実家をリフォームして賃貸として運用するデメリットを解説します!
実家を賃貸物件として運用するのは、メリットもある中でリスクやデメリットも、もちろん存在します。
この項では、3つのデメリットをご紹介します。
1つ目は、賃貸に出しても入居者が見つからない可能性があることです。
入居者側の立場になるとわかりますが、人気があるのは家賃の低さだけでなく立地の良さが重要です。
リフォームしても、入居者がいなければ家賃収入はないので、借主が既にいる場合以外はリスクが高いです。
2つ目は、賃貸物件の維持や管理の費用を負担しなければならないことです。
賃貸物件は、建物全体の生活インフラの整備や、設備の定期的なメンテナンス費用を負担する必要があります。
これは、入居者がいなくてもかかってくる費用ですので注意が必要です。
3つ目は、入居者とのトラブルが発生する可能性があることです。
日本では、賃貸物件の場合、入居者の権利が強い傾向があります。
所有者の都合で入居者を急に追い出すことはできず、立退料を払ったり、契約方式の変更の手続きが必要だったりします。
□実家を賃貸として運用せずに売却するメリットを解説します!
この項では、前項とは逆に、賃貸として運用せずに売却するメリットを3つご紹介します。
1つ目は、不動産の資金を活用できることです。
もし、実家の資産価値が高い場合、住居費用を引いても運用益が残る可能性もあります。
また、賃貸として貸し出すよりも大きな額が一括で入ってくるため、人によってはその方が良い場合もあるでしょう。
2つ目は、空き家の譲渡所得税の特例が受けられるかもしれないことです。
相続した実家を売却して得た利益には、普通なら課税されてしまいますが、要件を満たすと3000万円までの控除を受けられる可能性があります。
剰余所得税の税率は20パーセントから40パーセント程度もあるため、この特例を利用できると節税効果は大きいでしょう。
3つ目は、相続手続きが楽であることです。
相続不動産を売却し現金化することで、分割協議でも公平に分けられるため、比較的トラブルなくスムーズに進むでしょう。
また、多額の相続税が発生した場合でも、売却で得た資金を納税資金に回せます。
□まとめ
今回は、実家をリフォームして賃貸にすることをお考えの方へ、賃貸として活用するデメリットや逆に活用せずに売却するメリットをご紹介しました。
当社は、古河市を中心に活動する不動産会社です。
茨城、埼玉、群馬、栃木といったエリアも土地を熟知したスタッフが一緒に解決しますので、安心してご相談ください。