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2次相続でも3次相続でも誰も相続手続きを行わなかったら?

こんにちは!
古河市で不動産売買のサポートをしている栄進です。
不動産を遺産相続によって相続人が引き継ぐのが一般的ではありますが、すでに不動産を所有している場合や引き継ぐ予定の実家がかなり遠方にあるため管理するのが難しいといった問題が浮上してきます。
その不動産の相続手続きをせずに放置すると、相続人で共有して所有する形となり、後々にかなり面倒な事になる可能性があります。
誰かが引き継ぎまたその次の世代が引き継ぐのが自然な流れで、2次相続、3次相続と繋がっていきます。
ここで、2次相続でも3次相続でも誰も相続手続きを行わなかったらどうなってしまうのでしょうか。

◎社会問題に…!
2次相続も3次相続も誰も相続手続きを行わないと、法定相続人がどんどん増えていきます。
3次相続ともなるとかなりの人数なる可能性が十分にあり、法定相続人がたくさんいることによって誰がその不動産を所有しているのか分からなくなってしまい「所有者不明土地」として認識されることになります。
法定相続人がどんどん増える上に、全員が近くにいる可能性も低く全国に散らばってしまい、本当の所有者が誰なのか分からず、国内の「所有者不明土地」が九州よりも面積が大きくなってしまったがために社会問題となっています。

◎共有名義にもメリットはある…?
何度もお話している通り共有名義で不動産を所有することは望ましいことではありませんが、誰が不動産の所有権を得るのかで揉めることが多いと思います。
そのため、結論を出さないまま共有状態で放置するのが一番の方法となってしまうのです。
不動産を共有している状態だと、法によってその財産を平等に分けることが可能になるというメリットがあります。
財産の内訳として、不動産が3000万円で現金が600万円であった場合に、相続人が子供2人であったとします。
共有している場合は、それぞれ1800万円ずつ相続する権利がありますが、一人が不動産でもう一人が現金を相続するとなると相続金額に不平等さが生まれます。

◎共有名義で放置すると…
相続登記をせずに放置しておけば相続人の間で揉め事が生じてしまうことを避けることができますが、それは一時的なメリットでしかありません。
長期的に見てみると、どんどんデメリットが増えていきます。
放置することで一番厄介なのが「法廷相続人」が増えていくことです。
冒頭でもお話した通り、法定相続人が増えることによって不動産の所有者が不明なまま放置されることになります。
もし、これから開発していく部分に「所有者不明土地」があるとどうなるでしょうか?
所有者を特定することができなければ、その不動産がある場所を公共の土地として買収することが簡単にできなくなります。
他にも、自分の土地の境界確定をしようとしても隣地が所有者不明土地あれば、売却できない可能性もあります。
また、共有名義となっている不動産を売却しようとする場合、共有名義人全員の合意が必要になります。
その名義人が何人いるのかどこにいるのか明確でない場合、売却までにかなりの時間と労力が必要となるでしょう。

◎まとめ
本日は、相続手続きを放置して共有名義とした場合のメリットやデメリットについてお話させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
不動産の名義を共有しておけば相続人内での揉め事を避けることが可能ですが、それは一時的なメリットで、長期的に見ると公共用の土地として使いたいのに使えないといった社会に悪影響を与えてしまいます。
できれば、次の世代になる前になるべく早く相続手続等を行い不動産および他の財産をどうするかをしっかりと話し合ってください。

不動産のことでお悩みの際は、当社までいつでもお気軽にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。

投稿日:2022/05/19   投稿者:須田純一