こんにちは!
古河市で不動産売買のサポートをしている栄進です。
「家の名義変更がしたいけど、どうやって手続きをしたら良いのかな」
「名義変更をするときに費用はかかるのかな」
そのような悩みを持った方も少なくないですよね。
今回は兄弟などで家の名義変更をする際の手続きの進め方と、名義変更をする際にかかる税金について解説します。
□兄弟などで家の名義変更をする際の手続きの進め方とは
ここでは兄弟など親族間で名義変更する際の手続きの進め方について解説します。
名義変更する際は一般的に「不動産譲渡スキームの検討→書類の準備と金融機関への事前相談→住宅ローンの事前審査→融資条件の決定→住宅ローンの本申請→金融機関と契約→決済及び登記申請」という流れになります。
ここで注意していただきたいのが、一般的に住宅ローンを申請した際には長くても一週間ほどで結果が出るのに対し、親族間の不動産売買で住宅ローンを申請した際には平均で1か月ほど時間を要するという点です。
そのため、全ての手続きが終わるのに3か月ほどかかる可能性もあるということに注意が必要です。
また、第三者と取引を行う際には手付金の支払いが必要ですが、親族間ですと手付金の用意は不要です。
□親から子に家の名義変更をする際にかかる税金とは
親から子に家の名義を変更する際には税金の支払いが必要です。
名義変更に必要な税金は「不動産取得税」「登録免許税」「贈与税」が挙げられます。
ここではそれぞれの税金について簡単に解説します。
不動産取得税とは、不動産を取得した人が支払う義務のある税金です。
名義変更をしてから半年以内に納税通知書が届きますので、その際に支払います。
登録免許税とは、不動産の名義変更をするために支払う税金です。
名義変更の手続きを行う際に法務局で支払います。
贈与税とは、贈与を受けた人が支払う義務のある税金です。
ご自身で税務署に申告をして支払います。
親から子に贈与をする際には、特例贈与財産の税率が適応され、節税できます。
この税率が適応されるためには贈与者が父母、祖父母、曾祖父であること、贈与された人が20歳以上であることが条件です。
□まとめ
今回は兄弟などで家の名義変更を行う際の手順と、親から子に家の名義変更を行う際にかかる税金について解説しました。
名義変更される際にはぜひ参考にしてくださいね。
また当社では不動産売買のサポートを行っております。
空き家など不動産の売却をお考えでしたらぜひご相談ください。