こんにちは!
古河市で不動産売買のサポートをしている栄進です。
「誰も住んでいない空き家の処分方法が分からずに困っている」
「空き家がボロボロだけど本当に売れるのか不安だ」
このような疑問をお持ちの方に向けて、空き家の処分手順について解説します。
□使わない空き家の処分
かつては誰かが住んでいたが今は誰も住んでいないような空き家をお持ちの場合、長く放置し続けるのではなく処分することをおすすめします。
空き家というのは固定資産税を払う必要があるため、持っているだけでお金が飛んでいく負債です。
さらに倒壊する恐れや衛生上の問題があるなど老朽化した空き家を放置しすぎると、行政によって法的な対処を受ける可能性もあります。
このように、空き家を持ち続けることにはさまざまな悩みがつきまといますので、できるだけ早くに売却することを推奨します。
□空き家処分の流れ
続いて、後悔しないための空き家処分の流れについてご説明します。
大まかな流れとしては、査定、売却開始・譲渡、取引完了という工程で進みます。
*査定
空き家の処分について検討する場合、不動産会社を通して売却する「仲介売却」の形を目指すことが理想的です。
なぜなら、いきなり自分で買取や譲渡といった手段を取ってしまった場合、最終的に想定していた価格よりも低い金額での売却になってしまうことが多いからです。
その点、不動産会社に査定を依頼した場合、プロの目線から相場に基づいた売却価格を提示してもらえる他、空き家を売却するのではなく更地にしたほうが良いといった別の処分方法を教えてもらえることもあります。
このように、空き家の処分に焦っていきなり売却から入るのではなく、まずは査定という段階を経ることで損をすることを避けられます。
*売却開始・譲渡
続いて、提示された査定金額に基づいて実際に売却活動を開始します。
この際に、不動産会社と媒介契約を結んで購入希望者を探すわけですが、売れないからといってすぐに売却価格を下げることはおすすめいたしません。
しばらくすると買い手が見つかる可能性もあるからです。
それでも売れない場合は、買取や譲渡といった段階に進みます。
つまり、不動産会社に直接売却するわけです。
ただこうなると、当初の売却予定価格の5割から8割ほど値下げする形になることが多いです。
多少値段が下がってもいいから空き家を早く手放したいという方や、買い手がつきそうな様子ではないと思った方は不動産会社に買い取ってもらう選択を取るのも一手です。
物件の状態によっては最悪の場合、無償譲渡になることもあります。
とはいえ、これまでかかっていたメンテナンス費用や心理的な負担がなくなると考えれば、悪くはない選択肢です。
*取引完了
以上の工程を経て、ようやく空き家の取引は完了します。
□まとめ
今回は、空き家の処分方法について解説しました。
誰も住んでいない空き家問題に頭を悩ませている方は、ぜひ当社にご相談ください。