こんにちは!
古河市で不動産売買のサポートをしている栄進です。
相続した不動産の売却を検討中の方はいらっしゃいませんか。
その中には住宅ローンが未完済なため、売却をあきらめる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、そのような場合でも売却ができる場合があります。
そこで今回は、ローンが残った相続不動産を売却する際の方法と注意点について紹介します。
□住宅ローンが残った不動産を売却する方法とは
このような場合、利用できる保険の1つに団体信用生命保険があります。
こちらの保険に馴染みのない方も多いのではないでしょうか。
ローンを組む際には、こちらの保険へ加入することが条件である場合もあります。
内容は、住宅ローンを借りた人が亡くなった場合や、高度障害状態になった際に金融機関が残りのローンを支払ってくれるものです。
そのため、加入していた際は、住宅ローンの残りを返済する必要がなくなります。
しかし、こちらの保険は加入率が95パーセント前後となっており、未加入の場合はローンの残りを支払う必要があるため注意が必要です。
またその他、生命保険などの保障でローンの支払いが必要なくなるケースがあります。
しかし、保険制度への加入を知らずにローンを返済しているケースもあるため、保険制度やローンに加入した際の状況などを確認してみてはいかがでしょうか。
□住宅ローンが残った不動産を売却する際の注意点とは
次に、住宅ローンが残った相続不動産を売却する際の注意点を2つ紹介します。
1つ目は、所定の手続きをすることです。
先ほど紹介したように、保険に加入していると支払いが必要なくなる場合があります。
しかし、加入しているだけではローンの肩代わりはしてもらえません。
そのため、他の保険と同様に所定の手続きをする必要があります。
手続きをしないと、ローンはそのまま相続されます。
相続した不動産にローンが残っていることが分かった際は、まず契約する金融機関に相談すると良いでしょう。
2つ目は、金融機関に相談せず名義変更することです。
不動産の所有権は、金融機関からの承諾なしで変更できます。
しかし、契約する金融機関に伝えず変更してしまうとトラブルになる恐れがあります。
ローンの契約内容には多くの場合、名義変更の際に承諾を要する旨が盛り込まれています。
そのため、相続の際に契約している金融機関に連絡するとトラブルを回避できるでしょう。
□まとめ
今回は、ローンが残った相続不動産を売却する際の方法と注意点について紹介しました。
不動産を相続する場合などは、制度や税金などが多く関係するので、困ってしまうことが多くありますよね。
不動産のことでお悩みの際は、不動産のプロである当社までお気軽にご相談ください。