今お持ちのマンションをいつ売却すればいいのかわからない方へ。
マンションは売却する年数によって高く売れるかどうかが決まります。
ここでは、売却における年数の目安と年数ごとの注意点を紹介します。
□マンション売却における年数の目安とは?
結論から述べるとマンション売却においての目安は10年以内です。
ここではその理由を説明しましょう。
マンションの価格は新築時から年数を重ねるごとに下がります。
年数が新しければ新しいほどきれいで住みやすい印象がついているからです。
さらに、新築から12年が経過すると35年ローンを組むのが困難になるケースがあります。
新築から10年を超えると売れなくなるわけではありませんが、売却の際は10年以内がオススメです。
□築年数ごとにおける売却の際の注意点を紹介します!
マンション売却の目安は10年以内だと紹介しましたが、ここからは年数ごとに売却の注意点を順番に紹介します。
まずは築5年以内の売却です。
先程、マンションの価格は年数を重ねるごとに下がると述べましたが、早すぎる売却には注意をしましょう。
金額のほとんどを住宅ローンで払った人は、売る際に、売却金額より住宅ローンの残り金額のほうが大きくなってしまうオーバーローン現象がおこる可能性があります。
損をしてしまう危険があるので、売るときに住宅ローンと売却金額をしっかり確認しましょう。
次は、目安であると紹介した築10年以内の売却です。
オーバーローンの心配がなくなり、年数的に売れやすいですが1つだけ注意をしましょう。
新築マンションを買った人は「住民の品質確保の促進法に関する法律」通称「品確法」により、売り手から建物の保証を受けます。
その保証期間が新築から10年です。
10年間建物の欠陥に対して修繕の請求ができるお得な義務がある保証のため、この保証を手放してしまうのは少しもったいないです。
売却してから後悔しないように本当にこの保証を手放して良いのかよく考えた上で決定しましょう。
最後に、築15年目から30年目の売却です。
大規模修繕終了後の物件は非常に人気で、お値段が上がるケースもあります。
マンションは築15年目と30年目を節目に大規模修繕を実行するケースが多いです。
そのため、築15年目30年目の売却をお考えの方は大規模修繕終了後に売却することをお勧めします。。
そして、自分の家がいつ大規模修繕を実施するのかという情報は早めに手に入れられるようにしておきましょう。
□まとめ
売却における年数の目安と年数ごとの注意点を紹介しました。
築年数の浅いマンションでもタイミングを間違えることで損をしてしまう可能性があるので、注意してください。
自分のマンションが最も高く売却できるタイミングをうまく判断しましょう。
上記のケース以外にも人気のあるマンションないマンションがあるのは事実ですが、買いたい人が一人いればいいので一概には当てはまらないこともあるので、マンションの売却をお考えの方は栄進までご相談下さい。