一戸建てを購入するとなると、住宅の金額にばかり目が行ってしまいがちです。
それゆえ、その住宅を維持していくお金であるランニングコストに無関心な人が多いです。
そこで今回は、一戸建てにかかるランニングコストについて詳しく説明します。
□一戸建てにかかるランニングコストの種類について解説します!
住宅は長年住んでいると必ず劣化がする部分が出現します。
ここではその劣化を修復する費用であるランニングコストの具体的な種類を見ていきましょう。
ランニングコストの代表的な種類を大きく分けて3つ紹介します。
1つ目は住宅の建築資材を食べて耐久性を弱めてしまうシロアリを防除するための費用である防蟻(ぼうぎ)消毒処理費です。
シロアリの費用を受けずに長く住み続けるために、定期的な防蟻消毒が必要です。
この費用は5年に1回10万から20万円が必要でしょう。
2つ目は外観の修繕費です。
一戸建ての屋根や外壁は日々紫外線に当たっているので劣化していきます。
そのまま放置することで、外観の印象だけでなく、雨漏りや腐食を引き起す原因に繫がります。
そのため定期的なメンテナンスを行いましょう。
この費用はおよそ10年ごとに150万から200万円が必要です。
ですが、最近では外壁メンテナンス不要の建築メーカーもありますので一概には言えませんが・・・
3つ目は水回りの修繕費です。
キッチンや風呂場、トイレの見えない配管部分が年とともに劣化していきます。
上の2つと同じく定期的な確認が必要でしょう。
こちらは10年ごとに部品の交換を行い、ものによっては100万から200万円の費用がかかります。
□一戸建てのランニングコストを節約する方法について解説します!
ランニングコストの種類と具体的な費用を見て頂きましたが、意外とお金がかかりますよね。
ここでは、そのランニングコストを節約する方法を紹介します。
節約する方法の1つ目は一戸建て購入当初から耐久性の高い素材を選ぶことです。
耐久性の高い素材を選ぶかどうかで、メンテナンスの頻度に大きな違いが生まれます。
メンテナンスや修繕1回ごとの費用が高いので、その頻度を減らすことは、ランニングコストを大幅に節約できることにつながるでしょう。
2つ目の方法はアフターサービスを怠らない業者を選択することです。
業者によって保証内容や保証期間が異なります。
修繕が必要なとき、保証期間が適用されることで費用を使わなくてよくなる場合があります。
住宅業者とは購入したら終わりではなく、そのあとも関係が続いていくので、アフターサービスの良し悪しをみて検討しましょう。
□まとめ
一戸建てにかかるランニングコストについて紹介しました。
ランニングコストの重要性を理解していただけましたか。
是非、住宅の金額だけでなくランニングコストのことを視野に入れて一戸建て購入を検討してみてください。
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